クイズ馬 オフェーリアシチー 第5戦


友駿愛馬第43号はGTクイズ権利馬。

今回は募集口数が500口なので、総額300万円のGTクイズの賞金の内、平均的に6000円は貰える計算。しかし、前半の春は全部不的中で回収ゼロ(>_<)。

ということで、いつものように馬にはこれっぽっちの期待もなく購入したが、少しは走ってくれないと(笑)。


母のツーソックスはななんと池江泰寿厩舎所属。馬主は大樹ファームで募集総額は1800万円。1口9万円。デビュー戦は既走馬相手に1番人気に支持された馬。ただ、成績は・・・苦。初戦は14着。勝ち馬からは3.2秒も離されている。2戦目は11着(同2.5秒)、3戦目は7着(同2.3秒)でさっぱり勝ち負けには絡んでいない。大樹ファーム低迷の1つの大きな要因となったとかならなかったとか。

そしてオフェーリアシチーもダートのデビュー戦では母の走りそのまま(T_T)。ゲートは速く先行力はあるのだが、バテ方が酷く、力の要るダートは無理っぽい。ならば芝ではどうかということで3戦目に芝を走ると7着と勝ち馬からは0.4秒差で好走。

続く前走は0.3秒差の4着と掲示板を確保!!鞍上の丸田恭介騎手によるとこれでもチグハグな競馬だったらしい。

ならば、優先権を持って臨む今回、まともに走れば勝ち負け?と贅沢に思ってしまう。


前走後、在厩で調整されています。


11月9日 福島3R 2歳未勝利 芝1200m 混合 に出走!!

1着/2番人気。

まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。

そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきありがとうございました。

メンバー的にも枠的にも恵まれ、ここしかないと思われたチャンスを見事に生かし優勝!!

前節のフロアクラフト、エスポワールシチーに続き愛馬出走機会3連勝の偉業達成!!

これだけ気性的に難しい馬だが、陣営の努力とそして前回偶然巡り会った丸田恭介騎手が前走の課題を見事に克服し実に上手いレース運び。

丸田恭介騎手に巡り会えたのも運だし、非常に運もある。

しかし、フルゲート16頭立てのレースで走破時計も水準タイムよりも速く、決して運だけではない。

私は購入時から、勝つどころか掲示板もあり得ないと思っていた馬で、非常に嬉しい大誤算!!

これで我が軍団2歳馬4頭の内2頭が勝ち上がり。残るは自信のあるジェットブラックとラフェドフルールで、今年も全頭勝ち上がりが見えて来た。

嬉しすぎるぞ。


レース回顧と時計の分析、レース後の丸田恭介騎手と日吉正和調教師のコメントを掲載。

(2013年11月14日完結)

2013年11月1日立ち上げ

●前走後在厩で調整され、次走は福島の最終週を予定

 以下は10月29日に更新されましたクラブ公式HPオフェーリアシチーの近況報告です。

日吉師は「今回は前走と違い外からマークされる厳しい展開でしたが、良く踏ん張ってくれました。体のほうも細化しておらず、まずまずの状態でした。しかしテンションの高いところは残っているので、何とかなだめて次走に備えたいと思います。今のところ優先権を持っているので、福島の最終週あたりに登録できればと考えていますが、あくまでも状態を見て決めたいと思います」と話しています。

 ということで、我らが愛馬オフェーリアシチーは相変わらずテンションは高いようですが、優先権を取ったこともあり、在厩で調整され、次走は福島の最終週あたりということです。

 芝に転じてから勝ち馬から0.4秒、0.3秒とそう離されておらず、堅実に走っていますし、特にローカルではこういったハナを切れる馬は大変有利です。購入時は掲示板すらも全く考えていなかった馬ですが、ここ2戦の走りを見ていると、メンバーに恵まれれば勝てそうな気さえしてきます。段々贅沢になって来ました(笑)。優先権があり出たいレースに出られる今回は大きなチャンスです。次走が楽しみです。

これ以降は2013年11月7日に作成

●追い切り情報(11月7日作成)

前走前 10月23日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.6
3F 40.5
2F 27.6
1F 14.6



11月6日 栗東坂路 重馬場 稍一杯に追う
1回
助手
4F 55.5
3F 41.3
2F 27.6
1F 14.1
 11月6日、全体の時計はたいしたことがないですが、オフェーリアシチーの自己ベストが坂路4F54.5−15.2であることを考えると、終いがこの馬なりにしっかりと伸びており、過去最高の動きと断言していいのではないでしょうか。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。想定段階では相手も楽そうですし、これは勝ち負け出来るかも知れません。

●気になる出馬想定表(11月9日 福島3R)

出馬想定表 11月9日 福島3R 2歳未勝利 芝1200m 混合
フルゲート16頭 想定数14頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
オフェーリアシチー 丸田恭介 10/27 未勝利 新潟芝1200 B+
カプチーノ 10/20 未勝利 新潟芝1200 10 11 16 12
カメレオンアミ 岩部純二  9/22 未勝利 中山芝1200 11
カンタベリーツルギ 田中博康 10/19 未勝利 東京芝1400
クリノミユキチャン 大庭和弥 10/20 新馬 東京芝1400 11
シゲルサツマ 原田和真 11/03 未勝利 福島芝1200 10 15 14
テイエムキャンディ 10/26 新馬 新潟ダ1200 13 13
デルマアラレチャン 的場勇人 10/06 新馬 新潟芝1200 11 17
バンブーカッサーノ 菱田裕二  8/24 未勝利 小倉芝1200 18 14 12
ブリッツカイザー 吉田隼人 10/26 未勝利 東京芝1400 11
ヘップバーン 山崎亮誠 11/02 新馬 東京芝1400 16 11
ポッドソレイユ 嘉藤貴行 10/26 新馬 東京芝1600 15 12
マイネルセレーノ 10/20 未勝利 新潟芝1400 17 16 11 14
ライクアラヴァー 原田和真 10/06 未勝利 新潟芝1000 14 13 11 14

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在14頭出馬想定されています。オフェーリアシチーはもちろん優先出走権がありますから出走は確実です。

●出馬確定表

出馬確定表 11月9日 福島3R 2歳未勝利 芝1200m 混合 出走数16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アキノラブカラー 原田敬伍 10/14 新馬 京都芝1200 11 12
オフェーリアシチー 丸田恭介 10/27 未勝利 新潟芝1200 B+
カプチーノ 西田雄一郎 10/20 未勝利 新潟芝1200 10 11 16 12
カメレオンアミ 岩部純二  9/22 未勝利 中山芝1200 11
クリノアルタミラ 伴啓太 11/03 未勝利 福島芝1200 14 15 16 13
クリノミユキチャン 大庭和弥 10/20 新馬 東京芝1400 11
テイエムキャンディ 城戸義政 10/26 新馬 新潟ダ1200 13 13
パルメット 横山和生  9/22 新馬 中山芝1200
バンブーカッサーノ 菱田裕二  8/24 未勝利 小倉芝1200 18 14 12
ブリッツカイザー 吉田隼人 10/26 未勝利 東京芝1400 11
ポッドソレイユ 嘉藤貴行 10/26 新馬 東京芝1600 15 12
マイネルセレーノ 丹内祐次 10/20 未勝利 新潟芝1400 17 16 11 14
マルクナッテ 高倉稜 10/27 未勝利 京都芝1600 10 11 11
マルーンドロップ 黛弘人 10/20 未勝利 新潟芝1400
ライクアラヴァー 原田和真 10/06 未勝利 新潟芝1000 14 13 11 14

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

 想定よりも頭数が増え、相手も少し強化されてしまいました。それでも全体的には弱面揃いで今回も掲示板は期待できそうな気がします。いや、丸田恭介騎手も2度目の騎乗ですので前走以上をお願いしたいですね。

●福島芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
 福島コースは3コーナーのカーブが緩やかで、3コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。従って、自然と競り合う距離も長くなる。
 かつては開催が進むごとに内の馬場が悪化。特に秋の福島開催は、完全に外差しの馬場になりやすかったが、現在はそれも解消。開催日程の変更があり、最終週になってもそれほど内が悪くならなくなり、直線はバラける傾向にある。
 逃げ・先行馬が開催を通じて活躍できる。福島芝1200mの攻略ポイントは、各馬のコース適性を見極めること。クラスを問わず過去に同レースで好走実績がある馬は要注意。いわゆる福島巧者が穴をあける。
 枠順はほぼフラット。開幕週時はできれば内目を引きたいが、あまり気にしなくていい。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント コース適性
種牡馬ベスト 断トツでサクラバクシンオー
連対騎手ベスト 後藤浩輝、柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、北村宏司
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分11秒2 1分11秒9
2歳未勝利 1分10秒7 1分12秒1 1分12秒2
2歳500万 1分11秒0 1分12秒0
2歳オープン 1分10秒7
3歳新馬 1分11秒2 1分10秒1
3歳未勝利 1分10秒9 1分11秒5 1分11秒1 1分12秒6
3歳500万 1分09秒8 1分10秒4 1分11秒8
古馬500万 1分09秒6 1分10秒4 1分11秒4 1分10秒4
古馬1000万 1分09秒3 1分10秒1 1分10秒9 1分10秒6
古馬1600万 1分08秒9 1分09秒3 1分09秒6
古馬オープン 1分08秒4 1分10秒8 1分10秒6 1分10秒1

●騎手は丸田恭介騎手 ほっさん評価「B−」

 今回もオフェーリアシチーの鞍上は前走に引き続き丸田恭介騎手です。前走はオフェーリアシチーの鞍上は元々藤懸貴志騎手の予定でしたが、前日のレースで落馬負傷したために、急遽丸田恭介騎手に乗り替わりになりました。

 前走は馬格のないオフェーリアシチーですから、定石通り減量騎手を起用して馬への負担を軽くし走らせようという作戦でしたが、急遽の乗り替わりでその作戦は失敗に終わりました。しかし、見事な騎乗で4着とオフェーリアシチー初の掲示板を確保!!そのまま新人騎手だったら前走の好走はなかったと思われます。私はいつも言うのですが、まだまだ追う力がつききっていない非力な減量騎手よりも、しっかりと鍛えて追う力に長けているジョッキーの方が負担斤量を考えても良いと思います。新人騎手では最後の直線で馬を伸ばせていないと思うことが多々あります。

 当然今回も前走の功労者丸田恭介騎手が一番に決まっています。今回は前走以上をお願いしたいですね。


 その丸田恭介騎手は美浦所属ということもあって、前走のオフェーリアシチーに騎乗していただくまで1度も愛馬に騎乗していただいたことはありませんでした。しかし、活躍は十分認識しており、特にローカルでの存在感は抜群です。実際、10月28日の競馬終了後、第3回の新潟開催における騎手リーディングが発表されましたが、9勝で1位だった吉田隼人騎手に次いで、丸田恭介騎手は6勝で2位の成績を収められています。特に第3場では期待の大きな騎手です。


 2013年11月7日現在、中央通算249勝(重賞は2010年の福島記念の1勝のみ)、勝率6.5パーセント、連対率13.7パーセン。昨年(2012)年が52勝、勝率8.4パーセント、連対率15.9パーセントと好調だったのに対し、本年(2013年)はここまで35勝、勝率6.3パーセント、連対率14.7パーセントとやや元気がありません。それでも騎乗馬の質の割に悪くなく、期待のできるジョッキーです。



 丸田 恭介(まるた きょうすけ)は1986年5月20日生まれの27歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンター・宗像義忠厩舎に所属している7年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有するが、今のところ障害戦での騎乗はない。特技はサッカー。座右の銘は「誠心誠意」。愛称は「マルキョー」。

 中学3年時にJRA競馬学校騎手課程を受験するが不合格となり、北海道旭川東高等学校に進学、翌年合格して高校を中退する。

 2003年4月に競馬学校騎手課程第22期生として入学。入学時の同期には的場勇人らがいる。実技の習得が遅れ途中で1年留年するも、2006年12月16日に中山競馬場で行われた模擬レースでタマモスオードに騎乗し1着となる。

 2007年2月に競馬学校を第23期生として卒業し騎手免許を取得する。卒業時の同期には浜中俊、藤岡康太、宮崎北斗らがいる。卒業式後の祝賀会では「スポーツマン大賞」を受賞。3月3日に行われた中京競馬場で宗像義忠厩舎所属としてデビュー。第2競走で、6番人気だったノースリヴァーに騎乗して初騎乗を果たすも最下位の16着だった。5月26日に東京競馬場で行われた第5競走を、6番人気だったグラスレンヌで勝利し、26戦目で初勝利を挙げる。1年目の目標は50勝を挙げることであったが結果は3勝だった。しかし、翌2008年は31勝を挙げた。

 2009年4月19日に福島競馬場で行われた第5競走でエイシンワールドに騎乗して2位入線したが、最後の直線走路で急に内側に斜行してアルマダ(香港のアルマダと同名馬)の走行を妨害したため11着に降着となり、その後自身初の騎乗停止処分を受けた。期間は4月25日から5月10日まで開催日6日間で、さらにこの結果制裁点22点が加算され当年1月4日から施行されている新しい制裁基準となってから初の再教育受講騎手となった(再教育受講は自身2度目)。しかし、年間では前年を上回る49勝を上げた。

 2010年3月20日に中京競馬場で行われた第4競走でブルーエンジェルに騎乗して4位入線したが、最後の直線走路で急に外側に斜行し、トウショウチャンスに騎乗していた田面木博公騎手を落馬させたため失格となり、さらに第10競走でシンボリローレンスに騎乗し2位入線したものの、最後の直線走路で急に内側に斜行し、トレジャーハントとナリタジャングルの走行を妨害したため8着に降着となり、合計10日間の騎乗停止となった。これは2009年のNHKマイルカップで吉田豊騎手がサンカルロに騎乗し、2度の進路妨害で8日間の騎乗停止を抜く記録となった。7月24日に函館競馬場にて行われた第1競走でダイヤヘルメスに騎乗して勝利し、JRA通算100勝を達成する。11月20日に福島競馬場で行われた福島記念で12番人気のダンスインザモアに騎乗し、道中最後方ながら最後の直線で大外から差し切り重賞初制覇を達成した。



 「2010年の3月になって減量の恩恵がなくなり、その月の20日に中京で1日2つの走行妨害をやらかした。荒いながらも”しっかり乗れる”というイメージが固まっていたため、幸い騎乗依頼が大きく減ることはなかった。JRAからこっぴどく叱られたか、以前ほど雑な騎乗はしなくなっている。ただ、好走する時は強く出すか後方から追い込むかの極端な競馬が多い。2010年と2011年の2年で単勝8790円、18780円、10190円、6440円、7420円と、大きな穴を連発している。裏開催で結果が出やすいのは当然で、特に函館では2010年に12勝、2011年に7勝と頑張った。所属している宗像義忠厩舎では田中勝春の2番手だが、2011年は騎乗数の差が少ない。徐々に若い丸田にシフトしていくのだろう。あと、栗東の厩舎で乗った時は注意すべきだ。少し落ち着きが出た分、距離やクラスなどで活躍の幅が広がっている。狙いがいののあるジョッキー。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)


 ほっさん愛馬での成績(1戦0勝)

 2013年10月27日 オフェーリアシチー 2歳未勝利 新潟芝1200m 4着/6番人気

これ以降は2013年11月8日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ブリッツカイザーは力んで走ってしまった上に、息の入らない展開だった。小回りコースと距離短縮で反撃する。パルメットも小回り歓迎。ハナなら怖いオフェーリアシチー。マルーンドロップも距離短縮が魅力となる。」


短評は「波乱必至」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
カメレオンアミ
カプチーノ
マイネルセレーノ
オフェーリアシチー
クリノミユキチャン
プラウドワンダー
マルクナッテ △△
ブリッツカイザー
ライクアラヴァー
マルーンドロップ △△
バルメット △△ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ブリッツカイザー 2.8
オフェーリアシチー 3.6
マルーンドロップ 5.7
クリノミユキチャン 6.6
パルメット 6.9
マルクナッテ 20.4
カメレオンアミ 25.8
プラウドワンダー 26.5
以下40倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
オフェーリアシチー 67 28 66 67
ブリッツカイザー 70 62 70 47
マルーンドロップ 63 57 60 63
クリノミユキチャン 59 59
パルメット 51 51
マルクナッテ 70 62 66 59


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎ブリッツカイザーの前走は気分良く行き過ぎた感はあるが、前向きさが増してきたのは好材料。それだけに今回の距離短縮はプラスになる。状態も良好で一変を期待する。攻め気配が上向いた○マルーンドロップが相手の筆頭。〈石渡〉」

◎ ブリッツカイザー
○ マルーンドロップ
▲ オフェーリアシチー
× クリノミユキチャン
☆ パルメット
△ マルクナッテ



オフェーリアシチーは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 3記者、×(4番手評価) 4記者、☆(5番手評価) 3記者で、全記者5番手以内の高い評価です。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

オフェーリアシチー(4着)

 「走りにメリハリがついていませんでした。それで、追ってからが案外だったようです。」(丸田恭介騎手・競馬ブック)

 「まだ、走りにメリハリが付いていないようでした。それで追ってから案外と伸びなかったのかもしれません」(丸田恭介騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
 「今日はハナを切る形。外からピッタリとマークされて息の入らない流れだったが、前が止まらない馬場もあり、粘り込んだ。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

オフェーリアシチー

 「いいスピードがあるので自分のリズムで運べるか。小回りの福島は合いそう。」(日吉正和調教師・デイリー馬三郎)

 「中1週だけど状態はいいからね。ここもスピードを生かした競馬をしたいね。」(日吉正和調教師・競馬ブック)

 「今週は、中1週の出走となるのでこの位の稽古で十分です。テンションのほうは特に変わりありませんが返し馬まで入れ込まないようにリップネットを使用して気を紛らわせたいと思います。右前に幾らかソエが出ていますが支障はありません。福島は直線が短いので上手く先行して優勝を狙っていきます」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 オフェーリアシチーの前走は新潟芝1200mで勝ち馬から0.3秒差の4着。今回は相手に恵まれて、しかも直線の短い逃げ馬有利のコースです。

 鞍上も前走上手く乗ってくれて、課題も理解している丸田恭介騎手で間違いないですし、ここを逃せば、もう勝てるチャンスはないのではないかと言うくらいラッキーチャンスです。こういうところをハナ差でも脚色劣勢でもモノにして欲しいですね。


 競馬ブック誌では○○○◎という感じの厚い印が並んでおりますし、また単勝2番人気予想です。デイリー馬三郎でも本紙▲(3番手予想)で各記者も全員5番手以内の高い評価で無印の方はいらっしゃいません。


 最低でも掲示板。できればこのチャンスにきちっと勝って欲しい。

 明日(明後日も)は仕事ですが楽しみです。先週から1着→1着と来ての2番人気ですよ!!勝つでしょ(笑)。

 あまり後ろから突かないでね。

これ以降は2013年11月14日に作成

●パドック

 オフェーリアシチーの馬体重は432キロ。新潟→福島と中1週で転戦して馬体が減っていないことは大変好感が持てますね。パドックではチャカチャカと小走りのように見えました。計はとしてはイマイチですが、そういう気性の馬ですので・・・。

●レース 

 オフェーリアシチーのスタートはまずまずですが、二の脚が速くあまり仕掛けずとも馬なりで前を目指します。最後はハナを主張しちょいと仕掛けられると内枠を生かしてハナを取り切りました。気性の煩い難しい馬ですから、番手ではいけません。この時点で私は勝ち負けを予感しました。

 1番人気のブリッツカイザーにピッタリとマークされますが、そこから後ろの3番手は2馬身程度後ろになります。未勝利戦ですし、よほど垂れない限り連に絡むと思いました。後は心配なのは手応えです。4コーナーを迎えてもオフェーリアシチーもブリッツカイザーも手応えは十分。直線に向くとブリッツカイザーがオフェリアシチーを捉えに掛かり、一時半馬身差ほどに詰まりますが、残り200m付近まで仕掛けを待つ余裕があり、仕掛けられるとグンと加速し、一気に食らいついていた1番人気のブリッツカイザーを引き離します。

 そこから後ろは更に3馬身ほど差があり、何も後ろからは飛んできません。そのまま先頭でゴール!!見事初勝利を挙げました!!

●時計の評価

 今回のオフェーリアシチーの走破時計は1分09秒0良馬場でした。いつもかなりの確率でほぼ的中している競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分09秒6でしたし、それをも上回る優秀な時計と評価できます。

 競馬ブックのスピード指数も今回73.8(前々走が66.0、前走が67.4)とこれも未勝利戦としては数字が高く、単に弱いメンバーで勝ち切れたというだけでなく、力で押し切ったと言えます。こんなに強い馬とは思っても見ませんでした。もちろん、鞍上の丸田恭介騎手が上手く乗ってくれたということが一番大きいわけですが・・・。

●ななんと愛馬出走機会3連勝!!

 前節4頭出し、今節も4頭出しと、実働11頭の零細軍団としてはあり得ない出走ラッシュを迎えている我がほっさん軍団ですが、前節はバウンスシャッセの10着(ただ重賞だったと言い訳しておきます)に始まり、ジェットブラックの6着。あ〜あという雰囲気でしたが、フロアクラフトが前走のタイムオーバーから見事に復活して優勝!!続くJBCスプリントのエスポワールシチーも1番人気に応えて優勝!!と最高の状態で幕を引きました。

 今節はオフェーリアシチー、スピカシチー、デスティニーシチー、グランデアモーレと前節の4頭に比べると二軍っぽいメンバーで私はグランデアモーレとデスティニーシチーは勝ち負けかな?と思っていましたが、オフェーリアシチーはイマイチ勝つまでは疑問でした。ところが今節緒戦のオフェーリアシチーが見事に優勝!!

前節のフロアクラフトの500万下、エスポワールシチーのJBCスプリントJpnTに続き愛馬出走機会3連勝!!となりました。

 本年7月末まで我が軍団は1月のフロアクラフトの1勝のみでもがき苦しんでいたことが嘘のような快進撃!!

今までアイオロスシチー → ダブルダンスシチーや本年8月のバウンスシャッセ → デスティニーシチーの愛馬出走機会連勝と言うのは過去にありましたが、3連勝は初めてです。

 ちなみに次は転厩後なんの策も取られずに、ただ様子見で出走するだけのスピカシチーでしたから4連勝は絶対に不可能だったわけですが、なんとなんと5着と掲示板を確保!!スピカシチーは未勝利戦も含めて中央で掲示板に載ったことはないほどの(弱い)馬でしたから、500万クラスでの掲示板確保はこれも夢のまた夢でした。4連勝はならなかったものの最高の結果となりました。


 それにしても、オフェーリアシチーの優勝は嬉しいですね。そりゃ、前節のフロアクラフトの2勝目もエスポワールシチーのJpnT優勝も嬉しいですが、今回は、購入段階では出走奨励金さえ貰えれば満足と思っていた馬それが前走で掲示板確保、優先権を持っているとはいえ次で勝ち上がってくれるとは・・・。しかも相手に恵まれたと言っても中央でですよ。交流戦ではありません。

 これは嬉しいなぁ〜。

 絶対に勝ち上がることはないと思っていました。嬉しい大誤算です(^_^)。


 ですので、はっきりと言います。

オフェーリアに関しては私は全く実力ではありません。完全に運が良かっただけです。

 GTクイズ馬というだけで買いました。今更馬が良いと思っていたとか言いません。終始一貫して弱い馬という印象でしたから。ただ、3戦目に現地レポでも書きましたように、あの時は7着でしたが、内容はかなりありました。それでもこんなに早くに勝ち上がれるとは・・・。

 こういう予想外の激走は嬉しいですね。そういう意味でも今回は特別嬉しいです。


 これで今年の2歳も4頭所持の2頭がすでに勝ち上がり。あとは前走新馬戦6着のジェットブラックと7日に入厩したばかりのラフェドフルールの2頭です。これらは勝ち上がりは大丈夫だと楽観視しているのですが・・・。長引かないで欲しいですね。

 ただ、オフェーリアシチーがこうして勝ち上がれたもの、2歳の早期にデビューが出来る馬だったからです。早期にデビューしたのでダートを走らせたり芝を試したりといろいろなことができ、適性を発見することができました。

 私の馬の購入基準の第一は早期デビューができそうなことです。なので馬格や育成状況を重視しています。それにしても、オフェーリアシチーの勝利で今世代も全頭勝ち上がりが見えて来ましたし、すでに勝ち上がり率50パーセント。優秀です。

 出来過ぎで恐いですが・・・。

●ほっさん軍団本年7勝目!!

 年頭に年間10勝を掲げた我がほっさん軍団ですが、先述しましたように、7月末まで1月に勝ったフロアクラフトの1勝のみ。8月に入りバウンスシャッセが新馬戦、デスティニーシチーが3歳未勝利クラスの地方交流戦を勝ち3勝目。

 そして10月にエスポワールシチーがなんとなんとホッコータルマエを破って南部杯JpnTに優勝。これが4勝目。

 11月に入り前節フロアクラフトが500万クラスを突破、翌日エスポワールシチーがJBCスプリントJpnTを優勝し6勝目。

 そしてこのオフェーリアシチーの優勝で7勝ということになります。

 まだ年間10勝の目標を諦めたわけではありません。頑張って目標到達を目指したいですね。それにしてもエスポワールシチーやこのオフェーリアシチーなど、年頭は勝ち星勘定のなかった馬たちがこうして勝ち星を挙げてくれているのは嬉しいですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

オフェーリアシチー(1着)

 「前回がひと息で走ってしまったので、今日はその点に気をつけてタメながら運ぶようにしました。うまく息を入れられた分、最後も脚を使ってくれましたね。」(丸田恭介騎手・競馬ブック)

 「丸田騎手が前回の競馬で一息に走ってしまうところがあると言っていたので、今回はスタートしたあと無理をせずに外の馬に脚を使わせました。その後ハナを切りましたが、溜めていったことが終いまでしっかりと脚を残すことにつながりました。レース後異常はありませんが、次走についてはソエやテンションの状態などを見て決めたいと思います」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

 「スタートして、速い馬がいたので控えて脚を使わせました。今回は溜めながら運ぶようにしましたが、最後もしっかりと走ってくれました」(丸田恭介騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

オフェーリアシチー(1着)

 「テンは外の馬の方が勢いは良かったが、二の脚が利いて馬なりでハナへ。終始手応えには余裕があり、直線では1度ブリッツカイザーに並びかけられそうだったが、スッと加速すると再度引き離して悠々と押し切る」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 1着賞金が500万円。内国産馬所有奨励賞が90万円。内国産牝馬奨励賞が70万円。特別出走手当が366000円。合計6966000円。1口で割りますと8600円程度の賞金になると思われます。2歳戦ですので全ての賞金が高く美味しいですね。

 それにしても、オフェーリアシチーがこんなに稼いでくれるなんて・・・。嬉しすぎますね。

●今後の展望

 オフェーリアシチーは気性が悪すぎますし、どう考えても短距離馬ですから、クラシック云々というのは考えづらいでしょう。それでももし早い段階で2勝目を挙げたり賞金加算をすることが出来れば、桜花賞くらいは出走して欲しいですが。

 まあ、クラシックなんて最初から夢にも思わなかった馬ですし、稼げる間にコツコツと稼いでくれれば言うことないですね。スピカシチーのように、500万クラスで出走奨励金が稼げる程度なら万歳です。

●最後に

  まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきありがとうございました。

 前節のフロアクラフトの500万下、エスポワールシチーのJBCスプリントJpnTと連勝でいい雰囲気でしたから、前走に続いて掲示板を確保してくれれば嬉しいな程度に思っていたオフェーリアシチーですが、勝ってくれました。私は今まで1度も経験のない愛馬出走機会3連勝を達成してくれました。

 メンバーに恵まれたのは事実ですが、走破時計も水準タイムよりも若干速く優秀で、実力で勝ったということです。私はその実力を見抜けずに反省しております。

 非常に気性面で難しい馬でしたが、第3戦の現地レポでも報告しましたように、日吉正和先生は非常にこまめに気を遣ってオフェーリアに接してくれていましたし、そのことが今回の優勝に大きく繋がったことは言うまでもありません。いい厩舎に入れたものです。

 そして、偶然ですが丸田恭介騎手と出会えたことも大きいですね。前回、藤懸貴志騎手に依頼していたものの、落馬負傷で急遽丸田恭介騎手にバトンタッチ。その丸田恭介騎手は抜群の騎乗で掲示板を確保。その時の課題を上手く生かして今回の勝ちに結びつけてくれました。あのまま藤懸貴志騎手でしたら、少なくともこんなに早い勝ち上がりはなかったでしょう。


 いろんな意味で運もありました。内枠ばかりを引いたことも大きいですね。外枠ならまた違った結果になっていたでしょう。いつも思いますが、勝つときには運という要素も大きいですね。


 それにしても私が思う”ここしかない”というチャンスをものにしてくれました。500万では頭打ちになってしまうかも知れませんが、この1勝だけでもオフェーリアシチーに投資して本当に良かったと思えます。偶然ですが良い馬に巡り会え、良い思いをさせて貰いました。

 こんなに大きな感動をありがとう。オフェーリアシチー、いつまでも元気で頑張れ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年11月1日立ち上げ 7日、8日、14日加筆

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2013年10月27日 第4戦 2歳未勝利 新潟芝1200m (4着/6番人気)

2013年 9月14日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1200m (7着/10番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 9月 1日 第2戦 2歳未勝利 小倉ダ1000m (9着/9番人気)

2013年 8月11日 デビュー戦 2歳新馬 小倉ダ1000m (8着/5番人気)